矯正の本
当院では矯正と小児歯科に力を入れています。
矯正は治療期間が長いため、しっかりとした診断と治療計画をたてる必要があります。
その2つがなければ、治療途中でどのように進めていけばいいのか分からなくなり、迷子になってしまいます。
矯正治療ができるようになるには、膨大な知識が必要です。
私も歯科医師になってから、特に矯正に関しては色々な本を読み漁りました。
治療が上手くなりたいという一心で、古典的な本から最新の本まで、目につくものはとにかく読みました。
私の治療法は、一つのテクニックや装置に固執しません。
どのテクニックにも一長一短があります。
一つのものに固執し、それのみで解決しようとすると、他の方法を考えようとしなくなって手詰まりになるものです。
ですから私の矯正は、今まで学んできた様々なテクニックを、複合的に取り入れて治療をしています。
とはいえ、これら写真のバイブル的な本は、とても学ぶことが多いです。
30年ほど前に発行され、今は絶版のものもありますが、矯正の基本的なことは変わりません。
偉大な先生方の考えを知った上で、最新の治療や装置が使いこなせるのだと考えています。
これからも日々少しずつですが、勉強し続けていくことが大切だと思っております。
2020年06月06日 23:07