こんにちは。
当院では特に、矯正と小児歯科に力を入れていく予定です。
矯正治療を進める上で最も重要なことは、診断と治療計画です。
この２つがなければ治療を開始することはできません。
当院では、セファロ分析と模型分析を必ず行います。
セファロ分析とは、
規格化された横顔のレントゲン写真を撮り、それを同性・同年代の平均的な横顔と比較します。
それにより、顎の大きさや歯の傾斜などの、どこの部位が正常値からずれているのかを分析するものです。
模型分析とは、
歯型を採って作成した模型から、歯の大きさ、顎の幅径・長径などを計測します。
それを同性・同年代の平均的な値と比較して、正常値とのずれを分析します。
どちらの分析も具体的な数字で示すことで、治療が必要な部位を明確に特定することが可能になります。
しかし医院によっては、しっかりと診断もせずに
「とりあえず顎の拡大」「とりあえずマウスピース」というような、見切り発車の治療が行われているようです。
子どもの矯正は、治療期間が10年かかることはめずらしくありません。
その10年を無計画に進められるのは、とても恐ろしいことです。
当院では根拠のない治療や、計画性のない治療は決して行いません。
患者様に安心して矯正治療を受けていただけるように、適切な診断、治療計画の立案を行ってまいります。
2020年05月07日 15:20
